連休の真っ只中だが、教習所はお仕事でお休みはない。「休むぞ」と言ったら、教務課長さん、黙って横を向いたままだった。朝、何時もの時間に起きたんだけど、ちょっとだるくて、「うーん、もう起きるのかあ」なんて思っていたら2度寝して遅刻しそうになったので慌てて起き出して、「もうこの時間になったらスーパーボルドールで行くしかない」とバイクを引っ張り出した。


公共交通機関だと小一時間かかるのだが、バイクだと20分ほどで着いてしまう。さすがに今日は西湘バイパスを西に向かうバイクが多いが、先日ロングツーリングをして来たので余裕で見送る。しかし、天気も良いし、箱根や伊豆を走ったら気持ちがいいだろうなあ。


そう言えば、今日は社長が来るとか、何かあるらしいが、ここでは僕は労使双方にとって、「妾の子」のような立場なのであまり関係はない。まあ、お手当てをもらっているので一応あいさつだけはしておいた。


ところでバイクの話なんだけど、先日、ロングツーリングから帰ってタイヤを見てみたら、サイドウォールに近いショルダー部分の未使用部分の幅がずい分と狭くなっていた。欧米圏では運転者の技量を示すものとしてチキンストリップスと呼んでいるらしいが、別に山坂道で膝すりを始めたわけではなく、右左折、Uターン、タイトターンでパワーをかけて思い切りバイクを倒して曲がるようにしているからだと思う。


最初の頃はあまりアクセルを開き過ぎるとバイクが飛び出すかもなどと思って、余りバイクを倒さずにそろそろと曲がっていたが、その曲がり方だとバイクが不安定で倒した方向にこけそうになる。


あれこれ考えた末に、「パワーが生きていればバイクはこけない」と言う記事を読んで、「そうか、タイトターンをする時は思い切りパワーをかけて深く倒し込めば良い」と悟った。それを実行してみると確かに具合が良い。また、ちょっとアクセルを開けば曲がり切った頃にはバイクは起き上がって直進する。大体、バイクと言うのは度胸だろう。


あ、それでチキンストリップスと言うのか。バイクを上手く操るには、アクセル、ブレーキ、クラッチ、体重移動、これを上手く調和させないといけない。うーん、バイクは奥が深い。


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