バイクに乗ってロングツーリングをする時は80%以上は高速走行になる。高速走行ではやはりちょっと緊張するし、風圧も強いのでタンクをしっかりに―グリップして前傾姿勢でバイクに乗る。


高速ではあまりバイクを左右に振り回すことはないので前傾のままで乗っているので腕には余裕があり体重は腰や腿で受け止めている。だからあまり腕は凝らない。最近は我ながら余裕があるなと思っている。自宅から琵琶湖周辺まで400キロ、概ね2回の休憩を取る。新東名掛川パーキングで軽く休憩、そして名神養老SAで軽い昼食と給油と言うのが定番だ。


高速を降りて一般道に入ると体を起こしてバイクに乗る。意識しているわけではないのだが、気が緩むのか、体を起こしてしまうので腕に体重がかかる。それで腕がだるくなって、「おっ」と気がつく。山坂道などでは気合を入れて走るのだが、一般道を50キロ程度で流していると、ついいい加減な姿勢になってしまう。まあ、レースをしているわけではないのでそれで良いのかもしれないが、・・。


バイクで走るのに姿勢と言うのは重要だと思う。SSなどの前傾のきつい姿勢は高速で走るにはいいのだろうが、長距離は向きそうもない。HDなどのように足を投げ出した姿勢はのんびりゆったり走るにはいいのだろうが、高速走行には向きそうもない。


ネイキッドのように体を立ててゆったりと乗ることも出来れば、体を伏せて前傾も取れるバイクと言うのは、やはり、悪く言えば中途半端、良く言えば長距離万能と言えるんだろう。まあ、出来るだけ良い姿勢でバイクに乗ろうと思うけど、やはり疲れることもあるのでリラックスも大事だろう。ただ、あまりリラックスしていると緊急時に対応が遅れるのでやはりある程度の緊張感は必要なんだろう。安全に楽しく、それが大原則だろう。


日本ブログ村へ(↓)