25日の日経平均株価は、買い先行から売りに流れが変わり、利益確定に押されて、原油安なども重しとなり、前日比133円19銭安の1万7439円30銭と5営業日ぶりに反落。東証1部の出来高は23億4987万株、売買代金は2兆2600億円。騰落銘柄数は値上がり704銘柄、値下がり1097銘柄、変わらず150銘柄。市場は、利益確定売りが出てくる水準だ。現物の板状況は売りが増えて買いが減っており、前週の状況とは違う。日米の金融政策会合の結果次第では、ボラティリティー(変動率)が高まる可能性があり、どちらかには傾けづらいと先が読みづらいようだ。


25日の東京外国為替市場のドル円相場は、前週末に買われた反動や日経平均株価の軟調で売りが優勢となった後、午後はもみ合った。午後5時現在は、1ドル=111円21~22銭と前週末(午後5時、110円59~59銭)比62銭のドル高・円安だった。始まりは、111円90銭前後に続伸。その後は戻り売りが優勢となり、輸出企業の売りも出て正午前に111円00銭近辺を付けた。午後にかけては日経平均株価が軟調となる中、ドル円も上値が重くなり、111円台前半で推移した。終盤も同水準でもみ合いが続いた。日銀の金融政策決定会合を前に、追加緩和への期待がドル円の下値を支えているそうだが、ドル円は111円に近づくと買い戻しが入った。目先は、緩和期待からの円売り・ドル買いが一巡し、方向感のない動きとなるだろうとこちらも冴えないようだ。


今日はトヨタ、ホンダ、三菱重工、パナソニックなどは1%前後値を上げている。三菱UFJも0.4%ばかり値を上げている。一方、IHIは2%の前半ほど値を下げ、コマツも1%ほど下げている。ドルだけで値を上げるかと思ったが、利益確定にはちょうどいい値だったのだろう。


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