僕のCB1300スーパーボルドールも来年の3月には車検になる。最初は3年で買い換えようと思ったが、次のバイクと言ってもやはりCB1300スーパーボルドールということになるだろうし、まだ何とか扱えるし、車を買おうかという気にもなっているので取り敢えず1回車検を取ろうかと思っている。
3年後に次は何ということになるが、その頃にはどんなバイクが出ているだろうか。現時点で考えているのはもう1回CB1300を買うか、あるいはNC750系に乗り換えるかというところだ。NC750だと重量はCB1300に比較して50キロがところ軽い。当然、押し引きも扱いやすい。そして、このバイク、6000回転で54馬力とうちの二輪主任に言わせれば、「6000回転でレッドゾーンなんてトラックのようなバイクは大型二輪じゃない」と言う人もいるだろうが、こうしたバイクの作り方って共鳴できるところがある。
今乗っているスーパーサイファGT1と称しているCカー、1.5L、6000回転で105馬力、トルクが14キロのチンコロ車なのだが、6000回転まで回したことはない。大体、4000回転ほどで一般走行は間に合ってしまう。CB1300スーパーボルドールなど3500回転ほどで全ての走行をカバーしてしまう。
ホンダは日米欧で調査をしたところ、普段使いのライダーの9割が日常では6000rpm以下で走行、最高速は140km以下という結果だったそうだ。この調査結果を見て、「1割を捨て、9割を取った新しいバイクを作ろう。」ということになったそうだ。
ほとんどの大型バイクは9割の人が使わない6000rpm以上の部分に多くのコストを割いているそうだ。それは馬力や速さというのは数字で表せる分かりやすいセールスポイントだし、作り手としても技術力を表す燃える部分だからだそうだ。
これはものすごく納得できる。使う使わないは別にしてスペックとして値が高い方が良い。それが付加価値にもなる。四輪にしても二輪にしても、その1割の魅力はとても強く、魅了されている人が多いのが事実だろう。
ただ、そんな1割の為に9割を捨てているバイクがあるなら、9割を取って1割を捨てたビッグバイクがあっても不思議ではないと言うのがNCを開発した技術陣の勇気だという。その勇気にも非常に賛同できる。
220キロのバイクで54馬力、トルクが6.9キロ、普通に走るには十分じゃないか。でも、それなら400Xでも十分だろうが、どうしてCB1300に買い換えたのかと言われると困ってしまう。はっきり言えば、「CB1300スーパーボルドールに恋してしまったから、・・。」それが偽らざる答えだろう。さて、そこ先のバイクライフ、どうなることだろう。
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