20日の日経平均株価は、米株高やドル高で続騰したが、中国株安や利益確定などで売られて反落、何とか盛り返したが買い気は鈍く、前日比32円10銭高の1万6906円54銭と小幅続伸。東証1部の出来高は20億8836万株、売買代金は2兆2393億円。騰落銘柄数は値上がり834銘柄、値下がり993銘柄、変わらず125銘柄。市場は、前場に出来高がたまった1万7千円超えで行きつかえたことで、戻り売りが強まった。為替、原油ともに一時ほど不安定ではないが、まだ(安定化への)確信は持てず、上に行きづらいとドルと原油が恨めしいようだ。


20日の東京外国為替市場のドル円相場は、原油安や中国株安を眺めてじりじりと水準を切り下げ、終盤は安値圏でのもみ合いとなった。午後5時現在は、1ドル=108円91~91銭と前日比22銭のドル安・円高だった。始まりは、109円20銭台で取引された。その後は、日経平均株価が原油相場安を背景に上げ幅を縮小したことを受け、108円90銭台まで軟化。正午前に109円10銭付近に値を戻したが、中国株安が圧迫要因となり、午後はじり安歩調をたどった。終盤は108円80~90銭前後の安値圏で方向感なく推移した。クウェートでのスト終結報道を受けた原油安などでドル円は調整売りが広がった。このところ上昇基調の続く欧米株について、高値警戒感が出ていることも上値を重くしたようだ。


今日値を上げたのは、IHIが1%台、パナソニックが1%未満とこれだけだった。IHIは買ってから急落して、こりゃダメだの感が強かったが、最近は復活してきている。トヨタとホンダは地震の影響だろうか。どちらも1%未満だが、値を下げている。でかいのは三菱重工とコマツでいずれも2%台の後半がところ下げている。コマツは中国株安だろうが、三菱重工はなんだろうか。三菱自動車の燃費不正だと言うが、・・。三菱UFJは1%の前半がところ下げている。金融株もいかんなあ。まあ、まだまだ不安定なその日相場が続きそうだ。値動きに一喜一憂しないで長い目で見るべきだろう。


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