13日の日経平均株価はドル高傾向に買いが続き、後半、やや足踏みもあったが、高値を維持して前日比452円43銭高の1万6381円22銭と大幅続伸。終値では、3月31日(1万6758円67銭)以来の高値水準となる。東証1部の出来高は22億5541万株、売買代金は2兆3482億円。騰落銘柄数は値上がり1683銘柄、値下がり195銘柄、変わらず73銘柄。市場は、原油、為替の2つの不透明要因が和らぎ、先物に買い戻しが入り、インデックス買いの流れとなった。日経平均(取引時間中ベース)は2月戻り高値から4月安値にかけての半値戻り(1万6381円)を達成し、日足一目均衡表の『雲』下限に迫っており、ここから上を試すには新たな材料が欲しいところだと後一押しが欲しいようだ。


13日の東京外国為替市場のドル円相場は、日経平均株価の大幅高を眺めて一時109円台前半まで上昇したが、終盤はやや伸び悩んだ。午後5時現在は、1ドル=108円92~92銭と前日比72銭のドル高・円安だった。始まりは、108円60銭前後で取引された。株価が堅調に始まり、仲値前後から一段高となったことでドル円もじり高基調をたどった。正午前後は108円80銭台に浮上し、午後は株価の一段高を眺めて4日ぶりとなる109円台を一時回復。終盤は買いが一巡し、利食い売りなどにやや押された。原油高、株高により、リスクオフムードがやや後退したようだ。また、ドル安が続いていたのでショートカバーが優勢だったこともあるようだ。もっとも原油価格については下落すると円買いが加速するとみられ、17日に開かれる産油国会合で増産凍結合意に至らなかった場合は失望からさらに下押す可能性もあるようで、週明けまで原油相場に左右される見通しだ。


今日は、IHIが7%台後半、三菱重工、コマツ、三菱UFJが4%台、パナソニックが3%台、トヨタ、ホンダが、2%台後半と、いずれも値を上げて引けている。得失を計算したら、2万2千円ほど足が出ているが、昨日のマイナスは45万円ほどだったのでかなり戻したことになる。日経平均が2万円に近かった頃は250万ほど儲かっていたので相場と言うのはかなり上下するものだ。それも明確な理由ではなく投資家の心理と言うのだから厄介には違いないが、それだからこそ面白みもあるんだろう。株を買ってから経済に興味を持つようになったが、経済はまた違った視点があって面白い。まあ得したらラッキー、損したら月謝と思えばいいか。


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