内閣府は9日、「社会意識に関する世論調査」の結果を発表した。社会全体の満足度について、「満足している」と「やや満足している」が計62%(前回59.3%)となり、質問項目にした2009年以来、過去最高を記録した。しかし、女性の満足度は男性に比べて低く、また若年層ほど満足度が低かった。
社会全体の満足度を初めて質問項目とした09年調査では計39.9%だったが、その後は上昇傾向となり、12~13年では9ポイント、13~14年では7.4ポイントと大幅に上昇している。
男女別では、男性が計63.5%、女性が計60.7%だった。年齢別ではもっとも高い70代以上では計67.2%だったが、40代(計60.4%)、30代(計60%)と年齢が下がるとともに満足度も下がり、20代がもっとも低く計59.8%だった。政権が掲げる「1億総活躍」の課題が浮き彫りになった形だ。
調査は今年1~2月、全国で20歳以上の1万人を対象に面接方式で実施し、5877人から回答を得た。回収率は58.8%。
特段、今の日本でこれと言った不満はない。ただ、世の中に無責任で行き過ぎの正義感が充満してやや堅苦しい感じがしないでもない。若い世代の収入についてはお上も企業ももう少し配慮すべきだろう。正規雇用が少なくなって収入が減っているのが気にかかる。20代、30代の雇用と収入について配慮してやらないと先に希望が持てず、経済も発展しないのではないか。借金だの人口問題だの暗い話が多いが、日本はこの先も世界で重要な位置を占めて存続していくだろう。その鍵は先端技術開発にある。
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