6日の日経平均株価は、前場で下げた分を取り返して始まったが、先物に大口の売りが出て再びマイナス転換、その後は狭い範囲でのもみ合いに終始し、前日比17円46銭安の1万5715円36銭と7営業日続落。7連敗は12年11月5-13日以来3年5カ月ぶりとなる。東証1部の出来高は21億4727万株、売買代金は2兆1149億円。騰落銘柄数は値上がり730銘柄、値下がり1083銘柄、変わらず137銘柄。市場は、ほぼドル・円と連動の動き。下値では年金買い観測があるが、材料難でリバウンドするほどの買いが入ってこない。仕掛け売りが出にくい水準でもあるが、しばらくは日柄調整で材料待ちになるのではないかと手詰まりで様子見のようだ。


6日の東京外国為替市場のドル円相場は日経平均株価の動きを眺めながらもみ合う展開となった。終盤はやや水準を上げた。午後5時現在は、1ドル=110円40~41銭と前日比06銭の小幅ドル安・円高だった。始まりは、110円20~30銭で取引された。その後は手掛かり材料に乏しい中、ほぼ株価の変動に沿った値動きとなった。午前中は株価が上昇した場面で110円60銭台に浮上したが、同水準で買いは一巡。午後は株価が値を消したのを眺めてじりじりと売られ、110円20銭付近に沈んだ。終盤は買い戻しが入り、110円40銭台に浮上。菅官房長官が、為替市場の動向を緊張感を持って注視し、必要に応じて適切に対応すると発言したが、影響は限定的だった。7日午前3時に発表される3月FOMC議事要旨に関しては、内容次第では再び110円を割り込む可能性があるようだ。また、8日早朝にはイエレンFRB議長の討論会があり、目先のドル円は110円を挟んで正念場が続きそうだと言い、米利上げ観測が高まるまでは円買い・ドル売り基調が継続するようだ。


今日は、ホンダの1%台など、トヨタ、三菱重工、IHI、コマツなどが1%未満ながら値を上げて引けている。その分、パナソニックは3%の上を、三菱UFJも1%未満ながら値を下げている。どうもいかんなあ。ドルが後10円ほど上げてくれないとどうにもこうにもならない。頑張れ、米ドル、・・。


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