民進党の山尾志桜里政調会長が5日の衆院本会議で、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の承認案と関連法案の質疑に立った。同党が提出した安全保障関連法の対案に関し、安倍晋三首相に威勢良く「なぜ審議から逃げるのか」と攻めた山尾氏。だが、自身に浮上した「政治とカネ」の問題には、この日もダンマリを決め込んだ。
山尾氏は、自民党が平成24年の衆院選公約に基づき「TPPへの交渉参加に反対」とのポスターを掲示したことを「首相のウソ」とも断じ、「国民に真摯(しんし)に向き合って」と求めた。
その山尾氏は、24年の政治資金収支報告書で個人からの寄付の上限額を超えた額の記載や、230万円分のガソリン代を計上したことなどが問題視されている。質問中には「逃げているのは自分じゃないか!」との激しいやじが飛んだ。首相も「多様な議論の中から逃げることなく実現可能な政策をまとめるのは並大抵ではない。活躍を期待している」と答弁し、皮肉ともとれるエールを送った。山尾氏は質問後、記者団に「近々説明するので、少しお待ちください」と述べるにとどまり、真摯に向き合うことはなかった。
お前もな!!
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