与野党9党の党首らは3日のNHK番組で、来年4月の消費税率10%引き上げの是非などをめぐり論戦を交わした。
民進党の岡田克也代表は、安倍晋三首相が増税再延期を決めた場合について、「明らかな公約違反だ。(衆院を)解散するのではなく、辞任に値する」と述べ、内閣総辞職すべきだとの認識を明らかにした。
岡田氏は、首相が2014年11月に増税を17年4月へ先送りし、「信を問う」として衆院解散を表明したことに言及し、「『次(17年4月)は必ずやります、断言する』と言っていた」と指摘。同時に「選挙のために先送りしたら有利ではないか、(衆参)ダブル選挙を打てる、というたちの悪い議論は政治の劣化を招く」と首相をけん制した。
増税の是非そのものに関しては、「国際的な要請に基づいて、世界の経済のために苦渋の決断で先送りせざるを得ない、という可能性はかなりある」との認識を示し、民進党の立場については「先延ばしも一つの選択肢だが、現時点では決めていない」と説明した。
自民党の高村正彦副総裁、公明党の山口那津男代表はともにリーマン・ショックや大震災などの事態がない限り、予定通り引き上げるべきだと強調。高村氏は「現時点でリーマン・ショックほどのことにはなっていない」と語り、山口氏も「今、先送りうんぬんを判断する状況にはない。環境を整えて予定通り引き上げていくというのが政府の取り組むべきことだ」と同調した。
まあ、日本人の財布のひもは固いからねえ。国民が一人当たり一人10万円多く使えば日本のGDPは2%以上、上昇するんだけど、・・。そしてそれが景気を良くする最も確実で簡単な方法なんだけどねえ。でも無表情岡田君は内閣総辞職などと言うが、そんなことを言ったら政権担当時の民主党は一体何回総辞職すればよかったんだろう。数えきれないだろう。
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