1日の日経平均株価は、中国株が下げて先物に売りが出たことや日銀短観での景況感悪化などで売りに押され、前日比594円51銭安の1万6164円16銭と大幅に4日続落。終値での1万6200円割れは3月1日(1万6085円51銭)以来1カ月ぶりの安値水準となる。東証1部の出来高は25億7927万株、売買代金は2兆6570億円。騰落銘柄数は値上がり70銘柄、値下がり1860銘柄、変わらず17銘柄。市場は、日銀短観の不調が響いた面はあるが、国内機関投資家の期初益出し売りが観測され、その影響も出たもようだ。それにしてもダラダラと下げが続き、行き過ぎのような気がする。政策が出れば一気の巻き戻しも考えられ、ここからの新規売りは難しいのではないかと政策期待のようだ。


1日の東京外国為替市場のドル円相場は、日経平均株価の急落に伴って下げ、終盤は売り買いが交錯する展開となった。午後5時現在は、1ドル=112円27~28銭と前日比15銭のドル安・円高だった。始まりは、112円50銭前後で推移。日銀短観は市場予想を下回ったものの、ドル円への影響は限られた。その後は日経平均株価が下落基調となったため、ドル円も112円近辺まで水準を切り下げた。午後は112円20~30銭前後でもみ合った。終盤は欧州勢の買いにより112円40銭前後に上伸する場面もあったが、欧州株安により押し戻された。中国製造業PMIが持ち直したことで、株安だった割にドル円は112円割れは回避されたようだ。今夜の米雇用統計発表までは値動きは乏しくなると言う。


いやいや、今日はいけない。パナソニックが12%下げたのを筆頭に、IHIが7%、三菱重工が6%、コマツが5%、ホンダが4%、トヨタが3%と軒並み大幅安になった。もっとも頑張ったのは三菱UFJだが、それでも2.5%ほども下げている。日経平均が600円近くも下げたので仕方ないと言えば仕方ないが、・・。


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