自民党の国防部会は24日午前の会合で、北朝鮮によるミサイル攻撃に対処するため、事前にミサイル発射施設をたたく「敵基地攻撃」を含めた議論を継続することを確認した。敵基地攻撃は自衛の措置として憲法解釈上も認められているが、日本は必要な装備を有していない。
今津寛衆院議員は「ルールを持たない北朝鮮に対処するには、撃たれたらどうするかということと併せて、撃つ前にたたくことも考えなければならない」と指摘した。
一方、防衛省は同日の会合で、18日に北朝鮮が発射した中距離弾道ミサイル「ノドン」について、「ロフテッド」と呼ばれる通常よりも高い軌道を描いていたと説明した。弾道ミサイルの性能向上に必要な大気への再突入実験などを意図した可能性があるとしている。
策源地攻撃については以前から専守防衛の枠内だと言う意見はある。被害が出てから反撃すると言うよりも先手で策源地を叩いた方が被害も出ずに効果的だというのは間違いない。
日本は手段がないと言うが、F2と空中給油機、護衛にF15を使えば爆撃は可能だろう。しかし、移動式のミサイルは場所を特定するのが難しいのは湾岸戦争で証明済みだし、出来れば長距離ミサイルなどの方がこちらの被害が少なくて澄むだろう。これも日本には12式地対地誘導弾があるので射程を伸長することは容易だろうが、出来れば巡航ミサイルなどの方が良いかもしれない。それもその気になれば簡単に出来るだろう。
いっそのこと、弾道弾と言う手もあるが、これは内外からの非難が起きそうだ。長距離超音速巡航ミサイルと言うのがもっとも効果的だろうか。でもそれをするには相手の方をリアルタイムで監視する手段がないとだめだな。衛星と無人機による監視システムだろうか。いずれにしても金がかかることには間違いない。しかし、トランプ氏が大統領になると米国が槍などと言ってはいられないので考えるべきことかもしれない。
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