23日の日経平均株価は、これと言った材料もなく狭いレンジでもみ合ったが、先物が売られて下押しして、前日比47円57銭安の1万7000円98銭と反落。東証1部の出来高は16億210万株、売買代金は1兆億7399円といずれも今年最低の水準。騰落銘柄数は値上がり733銘柄、値下がり1064銘柄、変わらず151銘柄。市場は、テロの影響はあまりないようだが、相場を動かす材料がなく、日経平均は1万7千円を挟んでこう着商状となっている。商いは薄く主力株は敬遠され、個別株物色にならざるを得ない状況だと打つ手なしのようだ。


23日の東京外国為替市場のドル円相場は、売り買い材料に乏しく、終盤も狭い値幅での取引となった。午後5時現在は、1ドル=112円37~38銭と前日比66銭のドル高・円安だった。始まりは、112円台前半でもみ合った。午前中は日経平均株価が前日終値を挟んで上下するのを眺め、総じてレンジ内の動きにとどまった、午後になると、調整買いが若干入って一時112円50銭付近に浮上したものの、その後はやや水準を下げた。終盤に若干買い戻しが入ったが、狭い値幅での取引に終始した。売り買いの材料には乏しかったが、米地区連銀総裁が相次いでタカ派的な発言をしていることがドル円の下値を支えたとみられる。週末にイースター休暇を控えて商いは薄くなると見込まれ、しばらくはレンジ内での動きとなるだろうと言う。



今日はトヨタはかすかに上げただけでその他は、IHIが3%の下げ、ホンダ、三菱重工、三菱UFJ、コマツ、パナソニックはいずれも1%台の下げとなっている。ドルが上げた割には相場の反応が鈍いが、全体にきな臭い世界の情勢に職種が動かないと言ったところだろうか。


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