18日の日経平均株価は、売り基調で軟調な相場模様、最後に円高一服感から下げ渋ったが、戻りは限定的で、前日比211円57銭安の1万6724円81銭と4日続落。終値での1万6800円割れは9日(1万6642円20銭)以来7営業日ぶりの安値水準となる。東証1部の出来高は22億9580万株、売買代金は2兆4504億円。騰落銘柄数は値上がり555銘柄、値下がり1283銘柄、変わらず108銘柄。市場は、下げ過程で、為替を含め先物に仕掛け的な動きが出たのではないか。ドル・円が円安方向に戻したことで指数も下げ渋ってはいる。ただ、3連休日控えでポジション調整の動きもあり、戻し切れていないのが気になるとやや戻りが鈍いのを気にかけているようだ。
18日の東京外国為替市場のドル円相場は、終盤は売り買いが交錯する不安定な値動きとなった。午後5時現在は、1ドル=111円33~34銭と前日比41銭のドル安・円高だった。始まりは、111円40銭前後で取引された後、仲値直前から実需の売りが強まり、一時110円80銭前後に沈んだ。その後はまとまった買い戻しが入り、111円台を回復。正午すぎまで111円20~30銭前後でもみ合った後は、日経平均株価の下げ幅縮小を受けてドル円も水準を切り上げ、111円60銭近くに浮上した。終盤は111円00銭近辺まで値下がりした後に買い直されるなど、不安定な値動きとなった。ドル円は、米利上げ観測の後退を背景に上値が重くなっている。一方で、111円割れが視野に入ると介入警戒感から買いが入る傾向にあるが、市場関係者は、海外時間に下を試す動きが活発になるかもしれないと警戒のようだ。
今日は全般的にダメかと思ったらパナソニックが2%半ばの上げ、コマツもかすかだが上げている。パナソニックはテスラ向けのリチウムイオン電池出荷について合意があったためとか。この2社以外はすべて下げ、トヨタも2%の上を下げ、ホンダも1%の下げ、三菱重工、三菱UFJも同様、IHIなどは2%の後半も下げている。トヨタの社長の言うとおり潮目が変わったのか。
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