14日の日経平均株価は、日銀金融決定会合の結果待ちで手控え気分が強かったが、利益確定売りに振り回される中、根強い買いに支えられて、前週末比294円88銭高の1万7233円75銭と大幅に3日続伸。終値での1万7200円台は2月2日(1万7750円68銭)以来の高値水準となる。東証1部の出来高は20億1978万株、売買代金は2兆620億円。騰落銘柄数は値上がり1702銘柄、値下がり177銘柄、変わらず63銘柄。市場は、銀行株が戻り、指数に好影響を与えている。あくまでも戻りの範疇だが、日経平均は13週線を超え、2月1日高値(取引時間中で1万7905円37銭)がターゲットになってきた。明日の日銀決定会合は何もなしがコンセンサスだが、その後にFOMC(米連邦公開市場委員会、15-16日開催)を控えており、売り込みにくい面があると期待感をにじませている。
14日の東京外国為替市場のドル円相場は、株高で底堅い一方で上値は重く、狭いレンジで推移した。午後5時現在は、1ドル=113円76~76銭と前週末比04銭の小幅ドル高・円安だった。ドル円はオセアニア時間に113円90銭前後で推移した後、東京時間の早朝は調整売りで小緩んだ。日経平均株価が堅調に始まり、仲値直後は114円前後をつけたが、その後は利食い売りに押されて伸び悩んだ。午後も上値は重く、113円70~90銭前後での取引となった。終盤、113円60銭台に沈んだ後はやや買われ、113円90銭近辺に浮上した。株価は堅調ながらもFOMCを控え、積極的に上値は試しづらかったことから、15日までの日銀金融政策決定会合での政策変更については、市場関係者の間では現状維持との見方が多く、市場は、政策変更への期待が高まっていないので失望のリスクは小さく、ドル円も値動きは限られるだろうと言う。
今日もっとも値を上げたのは三菱UFJで、4.35%、パナソニックが、2.86%、IHIが、2.16%、三菱重工が、1.79%、トヨタが、0.98%、ホンダが、0.49%、最も小幅が、コマツで、0.23%だった。金融株が持ち直しているようだが、ずい分落ちたからな。それほど悪いとは思えないが、・・。
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