内閣府が12日付で発表した「外交に関する世論調査」によると、中国に「親しみを感じない」と答えた人が前年比0.1ポイント増の83.2%に達し、昭和53年以降で過去最高となった。中国人観光客の爆買いで日本での存在感は高まるものの、尖閣諸島(沖縄県石垣市)など東シナ海での高圧的な海洋進出などを背景に中国への不信感は強いようだ。

 
■「日中関係発展が重要」も7割超

中国に関する意識では、日中関係を「良好だと思わない」とする人が85.7%と高い一方で、「日中関係の発展がアジア太平洋地域に重要だ」とする人は73.3%となった。関係は良くないものの、地域の平和や安定、経済発展など現実的な視点で見ている実態が浮き彫りになった。

 
また、韓国に関しては、「親しみを感じない」が64.7%と高い水準のままだが、「親しみを感じる」と答えた人が33.0%と、前年に比べ1.5ポイント増えた。

 
平成27年11月に日韓首脳会談が開かれたことや、同年12月の日韓外相会談で慰安婦問題に関し「最終的かつ不可逆的解決」とした日韓合意などが背景にあるものとみられる。

■北の核「関心」22ポイント増加

北朝鮮への関心事項を複数回答で尋ねたところ「日本人拉致問題」が83.5%で、1月の4回目となる核実験を受けて「核問題」は前年比22.1ポイント増の76.1%を記録した。

 
一方、同盟国である米国に「親しみを感じる」は同比1.8%増の84.4%。27年4月の安倍晋三首相の米上下両院会議における演説など日米同盟の強化が影響しているようだ。

 
邦人が海外でテロ事件に巻き込まれるケースが増える中、海外で交通事故や犯罪の被害にあった邦人の安全保護や支援については、「個人、派遣元企業・団体が各自の責任で対応すべき」が12.0%と前回調査から6.5ポイント増えた。

 
海外ではテロや感染症など新たな脅威が増えており、自身の安全に関する責任感の高まりがあるとみられる。

 
調査は平成28年1月7~17日に全国の成人男女3千人を対象に個別面接方式で行った。有効回収率は60%だった。


日本の領土は脅かす、日本を貶めようとあれこれ画策する、軍備は増強して周囲を恫喝する、製品は勝手にコピーしまくる、汚染物質を放置して日本に悪影響を及ぼす、こんな国に親しみなど感じるわけがないだろう。ただ、世界第2位と第3位の経済大国なので関係悪化は大きな影響があるだろう。半島君は、これも敢えてお付き合いしたいとは思わない。北君の核は、対米用だが、崩壊に瀕すれば日本へも撃ち込んで来るかもしれない。ただ、そんなにたくさん核弾頭があるかは疑問だが、・・。海外での安全は自己責任だろう。危ないところには行かない、これしかない。


日本ブログ村へ(↓)