11日の日経平均株価は、午前中の反落から午後は円安、米株高、原油高などで上げに転じ、1万7千円をクリアする場面もあったが、週末要因もあり、伸び悩んで、前日比86円52銭高の1万6938円87銭と続伸だった。東証1部の出来高は27億6156万株、売買代金は3兆883億円。騰落銘柄数は値上がり1295銘柄、値下がり533銘柄、変わらず115銘柄。市場は、為替など外部環境が落ち着き、期末に向けた年金買い観測もあり、買い戻しを誘ったようだ。SQ値を維持し、流れとしては良いが、まだ1万7千円がネックラインとして意識されるとライン突破は厳しいとの予測のようだ。
11日の東京外国為替市場のドル円相場は、前日の海外市場で売られた反動から買い戻された。終盤は買いが強まり、一段高となった。午後5時現在は、1ドル=113円72~73銭と前日比15銭のドル高・円安だった。始まりは、113円10~20銭前後で推移し、午前9時前には売りが強まり112円70銭台に軟化。その後は押し目買いが入って水準を切り上げ、113円00~30銭前後のレンジ内の動きになった。昼すぎに日経平均株価がプラス圏に浮上すると、ドル円も113円50銭前後に強含んだ。終盤はユーロ売り・ドル買いが強まったことを受け、ドル円は一段と買い直される展開となり、113円70銭台に値を上げた。ドル円は、前日のECB理事会の追加緩和で急伸した後、ドラギ総裁がさらなる追加利下げに否定的な発言をしたため売り込まれたが、地合いはリスクオン方向なので、東京時間は自然と買い戻しが入ったようだ。また、市場が落ち着き、米経済も堅調さが確認されてきたので、来週のFOMCではハト派的な声明は出にくい。いずれ利上げ観測が浮上してくればドル円の支えになるだろうと言う。
今日は三菱UFJが、3.94%と大きく値を上げている。金融株は売られ過ぎだろう。もっと頑張って貰わないと困る。三菱重工は、0.33%、IHIは、1.31%、いずれも値を上げている。パナソニックが、0.16%の上昇、上げはこれまででトヨタが、-0.23%、ホンダが、-0.32%、コマツが、ー0.93%の下げ、ホンダなどは業績好調なのにねえ。どうしたことか。
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