海上自衛隊厚木基地(綾瀬、大和市)に所属する哨戒機P1の部品紛失を受け、全同型機の対象部品を海自が強度を高めたパーツに交換していたことが10日、分かった。海自は部品の新調で「再発は確実に防止できる」と説明している。

 
交換したのは、エンジン内部の空気整流板(約15センチ四方、長さ約30センチ)。2015年11月、飛行後の基地内での点検で一部の紛失が判明した。

 
海自によると、整流板の材質をチタンから合金鋼に変更し、さらに補強材を追加して強化した。1機につきエンジンは四つあり、4カ所全ての部品を交換したという。

 
海自は原因について、「振動によるストレスが(紛失部分に)集中し、欠損した可能性が高い」と説明。P1は厚木基地に約10機配備されており、部品交換後の機体から飛行を再開したという。

 
綾瀬市がこの日、海自からの説明に基づき、市議会基地対策特別委員会に報告した。また今年2月に判明した海自哨戒機P3Cの部品紛失の原因について、修理元の日本飛行機などが飛行による空力や振動で部品が割れて落下したと推定していることも明らかにした。


最近、200億が飛んでいないと思ったら飛行停止になっていたのか。新型機と言うのは何年か運用してみないと不具合が見つからない場合がある。なかなか難しいねえ。机上の計算値と実際に飛行させてみるのでは負荷のかかり方に相違が出る場合があるからこういうこともある。メディアは欠陥などと騒ぐが、決して欠陥ではない。初期の不具合だから、・・。


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