7日の日経平均株価は、これと言った材料もなく4日連続で上げた反動から利益確定が続き、終盤、円が伸び悩んだことから少しばかり買い戻されたが、大きく戻すことはなく、前週末比103円46銭安の1万6911円32銭と5日ぶり反落。東証1部の出来高は22億1694万株、売買代金は2兆1722億円。騰落銘柄数は値上がり835銘柄、値下がり1000銘柄、変わらず108銘柄。市場は、上値を買う材料は見当たらないが、今週は10日のECB(欧州中央銀行)理事会待ちで、来週は日米金融政策にらみとなり、下値は売りにくい状況でもある。イベント通過までは、もみ合いとなりそうで材料待ちのようだ。


7日の東京外国為替市場のドル円相場は、手掛かり材料難の中、1ドル=113円台後半でもみ合う展開となった。午後5時現在は、113円71~71銭と前週末比16銭のドル安・円高だった。始まりは、113円80銭前後で推移。午前9時以降は売りが強まり、113円50銭付近に軟化した。その後は中国株の堅調などを映して113円80銭台に浮上。昼前後はやや軟化し、午後にかけて113円60~70銭前後でもみ合った。前週末の米雇用統計は、強弱の入り交じる内容だったため、ドル円は114円に乗せきれなかったようだが、111円台になると押し目買いが強くなる一方で、115円台には円売りオーダーが積み上がっていると言い、しばらくはレンジ相場が続くようだ。


今日値を上げたのはIHI、コマツ、パナソニックの3社、下げたのは、トヨタ、ホンダ、三菱重工、三菱UFJの4社だった。大きく下げたのはトヨタ、逆に大きく上げたのがコマツ、IHIだった。


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