3日の日経平均株価は、始まり、昨日の大幅高で売り優先の傾向があったが、その後は円安傾向もあって買いが先行、200円を超す大幅な続伸で、前日比213円61銭高の1万6960円16銭と3日続伸して、後場の取引を終えた。3日続伸となるのは、昨年12月28-30日以来で、今年に入って初めて。東証1部の出来高は27億4428万株で、売買代金は2兆5382億円。騰落銘柄数は値上がり1429銘柄、値下がり436銘柄、変わらず77銘柄だった。市場は、足元での好調な米国経済に加え、産油国が増産凍結で足並みをそろえる動きをみせるなど懸念されていた材料が一つずつ消化されており、月末に向け堅調な展開も期待されると期待感を見せている。


3日の東京外国為替市場のドル円相場は、朝方から株高を眺めじり高基調で推移したものの、終盤は売り買いが交錯して高値圏でもみ合っている。午後5時現在、1ドル=114円13~14銭と前日比11銭のドル安・円高だった。始まりは、113円50銭台を中心に推移した後、日経平均株価の上昇や中国株高を支援要因に、戻り売りをこなしながら日中はおおむねじり高基調で推移。午後には114円20銭近辺まで水準を切り上げた。ただ欧州勢参入後は売り買いが交錯し、114円10銭台を軸にもみ合う展開となっている。前日の米経済指標が強い結果となったことで米経済への悲観ムードが後退したようで、夜に発表される米ISM非製造業景況指数の結果によっては再びドル買いが強まるとの見方もある。一方で「水準的にもう少しドルが買われてもいいはずだが、期末要因で上値が重いようだ。


今日は三菱UFJが8%近く上げたのを筆頭に三菱重工4%前半、コマツ3%前半、ホンダ2%後半、トヨタ1%前半、IHI0.87%と好調だ。パナソニックだけが0.3%値を下げて引けている。これで差し引きはプラスになっただろうが、不安定な相場模様は変わらないのでなかなか安心は出来ない。三菱UFJ買い足しておけば良かった。


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