今日は教習所は休みだが、午前中は警察主催の「二輪安全講習」、午後は市主催の「ヤングライダースクール」が開催されるので出勤してくれと、・・。教習所はお上から、「地域安全センターとして地域の安全に貢献せよ」とのお達しでこのような講習には積極的に施設を提供しなければならない。そして、「おそれながら講習を実施した結果はこうでした」とお上に報告することになっている。かくしてただでさえ少ない休みはどんどん潰れていく。


まあ、そんなことは個人的なことだが、午前中は郵便屋さんや東電関係などバイクで仕事をする人たち20数名が参加した。指導は県警の「ホワイトエンジェル」とか言う女性白バイ隊員2名、それに警察署の交通警察官が3名、それから「ナップス」の店員とバイク販売店の人が数名、参加者は業務の原チャリや個人のバイクなど様々、中で一人、TZR250で参加の人がいた。


簡単な注意の後、急制動、スラローム、一本橋、バランスコースなど、白バイ隊員がお手本を見せた。両足が地面に着かないのにVFRやCB1300を乗りこなす。まあ、毎日やっていればそれなりに乗りこなせるだろう。


参加者のトライアルが始まったが、郵便屋さんなどすいすいくるくる自由自在にバイクを扱っているように見えるが、トライアルコースには大苦戦、特に一本橋などは落ちまくっている。まともに通過できるのはほとんどいない。TZRとCB400はかなり飛ばして通過、教習生の方がよほどうまい。スクーターで参加の人たちは全くダメ、見ていて笑ってしまった。


僕は渋滞で鍛えているので一本橋なら相当時間乗っていられる。バランスのうち、屈曲コースはCB1300では難しそうだ。クロスカブなら楽勝だろう。こうして見ていると普段の走り方とこうした講習や教習所の走り方とは何とも違うものだと思う。


それでも17秒ほども一本橋に乗っていた人が1位と言うことで表彰されていた。午後は先生に引率された高校生10名ほどがやって来たが、雨がひどくなって走行実習は中止、講義だけになった。


高校生のうち半数は原チャリで半キャップと言う出立だったが、「ナップス」の店員さんがプロテクターの説明をして結構興味深げに聞いていた。でも買わないだろうなあ。結論、バイクはフルフェイスヘルメットとプロテクターを装着して速度は控えめに、四輪の間をすり抜けるのは絶対に止める。安全を守るのは自分しかいないことを肝に銘じておくことだろう。


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