23日の日経平均株価は、欧米株高を好感して続伸したが、その後は為替をにらんで売り買いが交錯、最後は円高に止めを刺されて、前日比59円00銭安の1万6052円05銭と反落。東証1部の出来高は23億2218万株。売買代金は2兆2925億円。騰落銘柄数は値上がり442銘柄、値下がり1415銘柄、変わらず84銘柄。市場は、円高を受けて下落したが、一時1ドル=111円台に入った割にはしっかりしていた。1万6000円が接近すると買いが入り、底堅かった。当面、為替次第の展開が続く。為替が現行の水準にあるうちは買いづらいとドル安が恨めしいようだ。


23日の東京外国為替市場のドル円相場は、日経平均株価の下げを眺めて売られ、下落した。午後になってやや水準を上げたものの、終盤再び売り優勢となった。午後5時現在は、1ドル=112円13~13銭と前日比74銭のドル安・円高だった。始まりは、じり高となり113円付近まで値を上げた。午前には日経平均の上げ幅縮小に伴い、112円近辺に水準を切り下げた。昼すぎに112円を割り込むんだところで大口の買いが入り、一時112円50銭台まで上伸。その後はやや水準を下げてもみ合い、欧州勢参入後はじり安となった。中国株安や人民元安もドル売り・円買いを誘った。また、英国のEU離脱懸念から、英国がユーロを離脱した場合、欧州経済に悪影響が出るだろうという懸念からポンドとユーロが売られ、円に買い圧力が加わったようだ。欧州時間は英中銀総裁の議会証言が注目されている。


今日はIHIが頑張った。200円台に近づいている。パナソニックも値を上げた。コマツ、三菱重工も小幅ながら堅調、トヨタもささやかながら値を上げた。ホンダと三菱UFJは値を下げて引けている。当面は行ったり来たりの株価で様子見になるだろう。買った時から200円以上も下げている三菱UFJでも買い足しておくか。


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