ホンダのホームページのバイクラインアップを見ていて気がついたことがある。400クラスが激減していることだ。CB400系とCBR400R、400X、それにシルバーウィング400の5車種しかない。CB400Fは生産終了とのこと。


それに引き換え、750オーバーは系列車も含めて15車種、401から750は13車種もある。125から250はこれも15車種、400は絶滅危惧種なんだろうか。


確かに750が最大の排気量だった頃は400と言えば大型の部類に入るバイクだったが、リッター超のバイクが主流になると400は自動二輪車の中では小型に属するバイクになってしまう。


400Xに半年ほど乗ったが、結構力もあるし、こんなもので十分かなと思った。しかし、高速を100キロで巡航するとエンジンの回転数は6千回転を超えて、音はうるさいし、振動がシートに伝わってきて電動マッサージ器の上に座っているようだった。


そこにいくとCB1300は3千回転ほどで100キロ巡航可能で静かで安定している。100キロからの加速も極めて滑らかで気持ちがいい。長距離走るならでかいバイクの方がずっと楽だろう。


教習所で大型二輪免許が取れるようになって試験場にお百度参りすることもなくなった。それなら同じように車検があって保険料も差がないなら大型二輪ということになってしまうのだろう。


また、普通二輪なら車検がない、保険料も安い250でもさほど変わらないということなのだろうか。もっとも250もフェイズとか言うスクーターは生産終了で3車種はCRFのコンペティションだから実質11車種だが、それでも400の倍のラインアップだ。


他のメーカーだが、ヤマハはSR400とドラッグスター、R3、MT03の5車種、スズキはグラディウス、GSR、ブルバード、イントルーダー、スカイウエーブの5系7車種、カワサキはニンジャ400のみ、やはり400クラスと言うのは絶滅危惧種のようだ。


いっそのこと、普通二輪免許で750まで乗れるようにすればいいのだが、そうすると普通二輪教習は750でやることになり、大型二輪はそれ以上の車種と言うことになる。ホンダならCB1100辺りだろうか。そうすると教習所はまた余計な金がかかる。


またお上もそれでバイクの事故が増加したら一大事、責任問題だからそうした規制緩和はしないだろう。やはり400クラスは絶滅危惧種だろうか。CB400、CBR400、SR400、ドラッグスター、GSR400、イントルーダー、ニンジャ400くらいになってしまうのだろうか。バイクも750超の大型と250以下の軽二輪の両極に分かれるのだろうか。


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