22日の日経平均株価は、中国株の堅調、原油価格の反発と米株先物の上昇など好材料が揃ったことで買い気分が盛り返し、200円以上値を上げたが、最後はややもみ合って、前週末比143円88銭高の1万6111円05銭と反発。終値での1万6100円台は18日(1万6196円80銭)以来2営業日ぶり。東証1部の出来高は20億3748万株、売買代金は2兆581億円。騰落銘柄数は値上がり1256銘柄、値下がり588銘柄、変わらず96銘柄。市場は、26-27日開催のG20(20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議をにらみ、期待感が底流にあるようだ。1万6000円を挟んだレンジに変わりはないが、為替、原油動向に大きな変調がなければ、底堅い動きになるのではないか」(準大手証券)との声が聞かれた。


22日の東京外国為替市場のドル円相場は、日経平均株価の上昇を眺めて買われたものの、113円付近では上値が重くなり、終盤はやや不安定な値動きとなっている。午後5時現在は、1ドル=112円87~88銭と前週末比07銭の小幅ドル安・円高だった。始まりは、112円50~60銭前後で取引されたドル円は、日経平均の堅調が押し上げ要因となったほか、輸入企業の買いが入り、仲値前後に一時113円台を回復した。ただ、上値では戻り売りも厚く、その後は112円90銭前後を中心とするレンジ内の動きにとどまった。午後に入り、再度上値を試す動きが出たが、113円付近では伸びを欠いた。終盤は112円70銭付近に沈んだ後に値を戻すなど神経質な展開となっている。 先週に続きドル円は上値の重さが目立つ。市場関係者は、週末のG20までは手がかりがない状態。積極的な売り買いは出にくいと言うのが大勢のようだ。当面、原油、株価を見ながらの取引となりそうだと言う。


今日はトヨタ、三菱重工、コマツ、ホンダ、パナソニック、三菱UFJ、IHI、いずれも1%以下の下落だった。「おい、おい、どうすんだよ、下げてばかりで」と言いたいところだが、先日買い足した三菱重工が効いている。まあ、悪い時は悪いなりにしのぐしかないだろう。また良い時もあるさ。


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