18日の日経平均株価は、やや円高傾向にもかかわらず欧米株高や原油価格の反発などで始まりから買いが先行して値を上げ、円高に対するマイナス反応は限定的で、前日比360円44銭高の1万6196円80銭と大幅反発して、後場の取引を終えた。東証1部の出来高は26億2820万株で、売買代金は2兆7012億円。騰落銘柄数は値上がり1725銘柄、値下がり171銘柄、変わらず42銘柄だった。ブリヂストンが、昨日18日引け後に発表した16年12月期の連結業績は、減収経常減益を予想。市場は、世界景気の動向や為替の動き次第では先行き業績を慎重にみる傾向が強まる可能性もあると警戒する向きもあるようだ。
18日の東京外国為替市場のドル円相場は、日経平均株価が堅調に推移したものの上値重く、狭いレンジでの取引に終始した。終盤は売り買いが交錯する不安定な値動きとなった。午後5時現在は、1ドル=113円93~94銭と前日比47銭のドル高・円安だった。始まりは、114円10銭前後で小動きした後、午前9時に向けて強含み、114円30銭前後に上昇した。日経平均は上昇して始まり終日堅調だったが、ドル円は朝方の水準を高値にして売りに押され、昼前に113円80銭前後に値を下げた。午後にかけては114円前後でもみ合ったが終盤は売り買い交錯、一時113円70銭台に下げた後に再び114円挟みに上昇するなど不安定な値動きとなった。ドル円の上値が重かったことについては、先週は111円台まで下げるなど市場が荒れたため、調整的な動きが優勢となっている。しばらくは次の材料待ちではないかと言う。市場関係者は、来週のG20財務相・中央銀行総裁会議まで大きな売買材料はないと見る向きが主流のようで、G20では、年初からの市場のセンチメント悪化に協調して対応することが重要だという。
今日は、IHIが6%超、コマツ、三菱重工などは4%前後、ホンダ、三菱UFJが2%の後半、トヨタが1%後半、パナソニックだけがかすかに上昇と概ね大きくあげた株価に沿って値を上げている。しかし、この先どうなるか分からないので今後も株価は上げ下げを繰り返すのだろう。IHIはずい分と上げたが、落ち方がひどかったのでまだまだ大きく凹んでいる。儲けが出たら売ってやろうかと思うが、そこまで回復するのは何時になるか分からない。
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