この週末、ちょっと用事が出来て伊豆に出かけた。バイクで行ってやろうかと思ったが、いくら春一番のバカ陽気でもさすがに雪の残る山を二つも越えるので四輪で出かけた。
マツダターンパイクを登って伊豆スカイラインへ行こうかと思ったが、ガスっているので一国へ逃げた。ターンパイクは料金所を過ぎると一直線の登りで、CB1300ならあっという間に100キロの世界だが、TS020の流れを汲む(同じトヨタが作ったと言うことで、・・実際に作ったのはTTEだが、・・)スーパーサイファGTOneではアクセルを床まで踏み込んでも70キロがやっと、・・・。
しかし、元はビッツユーロスポーツバージョン、タイヤはヨコハマアドバン、しかも4駆、コーナリングは強い。しかし、いくらくるくる回っても非力と言うのは辛いものがある。CB1300の加速に慣れた身には何とももどかしい。
一国から下田街道は普通にちんたら、こんなところで飛ばしたら免許がいくつあっても足りない。用事を済ませて帰りは伊豆スカイラインへ出ようと思ったが、ナビの言うとおりにわけの分からない所を通って行ったら山伏峠と言うところへ出た。伊豆はずい分走っているが、こんなところ初めて走った。
狭い曲がりくねった道をすいすいくるくると走ってどこに出るのかと思ったら伊豆多賀に出た。そういえば以前の職場でここに住んでいるのがいた。そこから熱海を抜けて湯河原に来たが、四輪もあまり走らせていないのでちょっと走るかと思い、椿ラインを登って大観山へ。ここも四輪で走るのは久しぶりだ。
思い切りかっ飛ばすが、バイクは全くいない。まあ、当たり前だが、・・。大観山から降りればいいのだが、「まあ、たまには、」と言うことで芦ノ湖スカイラインへ。何時もバイクで走っているので通行料金は260円かと思ったら620円も取られた。
富士山は雲がかかって見えなかったが、伊豆半島から駿河湾はよく見えた。この道はまさにスカイラインだ。東京ナンバーのレンタカーが何台も走っていたが、遅いことと言ったら何だか這いずっているようだ。箱根スカイラインもバイクは250円だが、またべらぼうに高いのかと思ったら、360円だった。まあそんなものだろう。
そして県道401号を御殿場へ、ここでも東京ナンバーを何台かパスした。普通に走っているだけで煽るつもりはないのだが、すぐに追いついてしまう。そうして御殿場から東名で帰ってきた。120キロばかりのドライブになった。
このところお買い物程度しか使っていなかった四輪もちょっと走行距離が伸びた。この車ももう12年目でディーラーから、「そろそろ買い替えをお願いします」とせがまれている。特に故障もなく不都合はないのだけど一昨年の豪雪で屋根から落ちてきた雪玉でルーフが凹んだので買い換えてもいいかなと思うが、なかなかその気にならない。一応、次期車両の選定をしているが、これと言ったものがない。やはりバイクの方が良い。
バイクだと、「ちょっと行くか」と気楽に出られるが、狭い急な入り組んだ山坂道などになると、「あ、バイクじゃなくて良かった」と思う時もある。やはりタイヤが4本ついていると言うのは偉大なことなのかもしれない。
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