今日はCB1300で通勤、片道16キロばかりの道のりを20分ほどで走り抜けてしまう。走り出せばバイクは速いのだが、走り出すまでには、防寒対策をしてプロテクターを装着してバイクのカバーを外して重いバイクを引っ張り出してヘルメットを被って手袋をしてやっと走り出せる。結構な手間がかかる。


四輪ならドアを開けてさっと乗り込めるが、バイクは走り出すまでが厄介だ。こうした手順を踏みながら気持ちを高めていくという人もいるが、夏場はともかく寒い時期は面倒くさい。それでも西湘バイパス国府津パーキングには15,6台ほどのバイクが集合していたので冬場でも頑張る人がいるようだ。僕も休みがあればもちろん行くのだが、教習所は今は一年中で一番忙しい繁忙期で休みがない。日銭を稼ぐ零細企業だから仕方がないが、・・。


ところでバイクのタイヤと言うと、「端から端まで完全に使い切れ」とか「端が一番おいしいところ」などと言う記事が目に付く。端が残っていると「チキンストライプ」などとバカにされるらしい。


以前に道路清掃車の回転ブラシのアームに車体を引っ掛けて転倒した女性(1週間ほど生死の境をさまよって一命は取り留めたが、骨盤骨折など6ヶ月の重傷で両親は二度とバイクには乗らせないと言っていたそうだが、本人はまた乗ると言っていたとか、気合の入り方が半端じゃないなあ)のホーネットは端から端まできれいに使い切っていてそれを見たおまわりさんが、「タイヤをきれいに使っているなあ」と感心していたが、本当に端まで使うのがいいのだろうか。


僕のバイクのタイヤは前後輪とも端が15mmほど残っている。それなりに技量のある人がサーキットで特殊なハイグリップタイヤを履いて走るなら膝すり、肘すりもありかもしれないが、公道では自殺行為のように思う。


山坂道が好きで四輪ではずい分無茶もしたが(事故は起こしてはいない)、もう若くもないし、バイクで山坂道を攻めようとは思わない。でも自転車にはずい分乗ったので二輪車の曲がり方は体が覚えているのか、さして苦労もなく普通には走れる。結構傾けていると思うこともあるが、せいぜい20度から30度あるかないかだろう。25度くらいかな。


山坂道でかっ飛んで来るバイクがあると道を譲ってやっている。それでも有視界内には先を行ったバイクがいるのでタイトなコーナーが連続する山坂道ではバイクと言う乗り物は早々速くは走れないのだろう。


タイヤの端は10mmから20mm程度残して走るのが安全のためには良いとも言う。今のブリジストンT30EVOは比較的どっしりとした乗り味で安定している。グリップも悪くはない。個人の好みでも乗るバイクの種類によっても走り方は異なるのだろうが、公道ではあまり無理はしない方が良いと思う。


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