これまで四輪はトヨタを乗り継いでいる。最初はカリーナ、そしてビスタが2台、最初はVSツィンカム(もうとっくに死語だなあ)、次がαx、VSは本当にパワーがあった。胸のすくような加速をした(当時としては、)。ただ、頭が重くて足のバランスが悪く、じゃじゃ馬だった。下り坂ではよく尻を振って手こずった。


αxは優等生だった。速さはないが、機械式の四輪駆動で雪でも豪雨でもどこでどんな時でもも安定して走った。4台目はスターレット、これもすいすいくるくる扱いやすい車だった。今乗っているのはサイファ、外観は奇妙だが、元が名車初代ヴィッツのユーロスポーツバージョンで血統は悪くないので足回りもしっかりしていて良く走る。


そのサイファも12年目、ディーラーに買い替えを迫られているのだが、次は何を買おうか。クラウンアスリートのネット見積もりをしたら700万とか800万になった。クラウンもえらい高い車だなぁ。


バイクは大昔に乗ったホンダのCM125T、そして次が、400X、今乗っているのはCB1300スーパーボルドール、それにクロスカブ、すべてホンダ車だ。四輪のトヨタとホンダは両極端のような車作りをするが、トヨタの車とホンダのバイクは良く似ている。どちらも常に王道を行くものを作る。


スペックに走らずに基本性能を磨き上げることがユーザーのためになると言うもの作りが徹底している。使う方にとってはその方が安心して使える。車好き、バイク好きと言われる人達には物足らないのかもしれないが、一般ユーザーは買った車やバイクでレースをするわけではない。


CB1300も一部から、「遅い、重い、面白くない」と揶揄されるが、公道で普通に使う分には恐ろしく速いバイクだ(重いのはちょっと閉口するが、・・)。トヨタはレクサスLFAを作ったし、ホンダはRC213V-Sを世に出した。でもこれらは一般に広く販売するわけではなく価格も浮世離れしている。これは多分、「舐めるなよ、うちだってその気になれば超高性能車くらい作れるんだぞ」と言うことなんだろう。どっちも一度乗ってみたいと思うが、さすがに手が出ないし、持て余すだろう。


各メーカーにはそれぞれ良いところ、悪いところがあるだろうし、それはトヨタもホンダも一緒だろう。どれを選択するかは好き好きだと思う。ただ、日常一般の使用ということなら、ユーザーにとっては基本性能が高く使い易い車、それが一番だと思う。


ところでうちの教習所、今年、車の入れ替えだったのだが、最初はカローラ教習車仕様が有力だったのだが、ホンダに取って代わられた。トヨタの教習車はラインから抜き出して改造するのでホンダに比べて1台当たり30万も高いと言う。


社長曰く、「全車入れ替えたら1千万がところ違うだろう。」と言うことらしい。「後のメンテナンスを考えれば絶対にトヨタ車だけどねえ」とは言ったが、1千万円は大きかった。世界一の自動車メーカーなんだから安くて性能のいい教習車を作って新たなドライバーの育成に力を入れても良いと思うのだが、どんなものだろうか。


日本ブログ村へ(↓)