4日の日経平均株価は、円高や企業の先行き業績不安などで売りが先行し、後半押し目買いが入ったが、下げ調子は変わらず、前日比146円26銭安の1万7044円99銭と3日続落して、後場の取引を終えた。東証1部の出来高は31億2841万株で、売買代金は2兆8587億円。騰落銘柄数は値上がり322銘柄、値下がり1541銘柄、変わらず72銘柄だった。市場は、日経平均株価のEPS(1株利益)が、昨年11月30日の1275円をピークに昨日3日には1169円まで低下。業績の先行き不安から、個人投資家も手が出しづらい状況にあるようだと処置なしのようだ。


4日の東京外国為替市場のドル円相場は、売り買いの材料を欠き、方向感なくもみ合っている。午後5時現在は、1ドル=117円95~95銭と前日比2円02銭の大幅ドル安・円高だった。始まりは、118円00~20銭前後で取引された。日経平均株価が軟調となり、仲値前後には一時117円60銭台まで下落したが、株価が下げ止まると、ドル円も値を戻した。午後にかけては118円00銭を中心としたレンジでもみ合い、終盤はやや不安定な動きとなっている。押し目買いも入ったが上値は重く、日銀のマイナス金利導入効果は早くも切れてしまったようだ。現状は株価も原油価格も下げるところまで下げたが、すぐにドルを買う材料は見当たらない状況のようでこちらも処置なしと言うところだろう。


今日は、ホンダと三菱UFJが小幅に上げただけで後は全て下げている。パナソニックなどは7%ほども下げて千円を割り込んでいる。IHIはどうしたことか、2百円台を割り込んでいる。優良企業と思ったが、どうもいけないようだ。まあ相場などは長い目で見ていかないといけないだろう。日経平均は1万7千円を基軸に上下するのではないか。


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