甲子園の、球界のヒーローは禁断の薬物に手を出していた。覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)。これまで何度も薬物疑惑の噂はかけめぐり、警視庁は1年以上にわたる内偵捜査を経て、この日の強制捜査に踏み切った。調べに素直に応じ、容疑を認めた清原容疑者。かつて日本中が熱狂した男の姿はそこにはなかった。
「薬物疑惑の報道後も、清原容疑者は薬物をやめられなかったようだ」
清原容疑者に近い関係者はこう打ち明ける。清原容疑者の薬物疑惑が最初に報じられたのは平成26年ごろ。だが、この関係者によると、親しい知人だけの会合では、違法性は不明だが何かの薬物を摂取する姿が目撃されていたという。
「薬物疑惑の報道後も、清原容疑者は薬物をやめられなかったようだ」
清原容疑者に近い関係者はこう打ち明ける。清原容疑者の薬物疑惑が最初に報じられたのは平成26年ごろ。だが、この関係者によると、親しい知人だけの会合では、違法性は不明だが何かの薬物を摂取する姿が目撃されていたという。
薬物疑惑の報道を受けて、テレビでの露出も減っていた清原容疑者。芸能関係者によると、昨年ごろからは、清原容疑者の状態を懸念した知人らが清原容疑者に毎朝、ランニングをさせたりするなど、「健康的な生活を送らせようとした」という。27年にはテレビ番組に出演し、家庭問題などを受け、お遍路姿で全国を行脚して反省を深めていることを強調し、薬物疑惑も強く否定していた。
ただ、東京・銀座の飲食店関係者によると、昨年春ごろからは、控えていた行きつけの銀座のクラブでの飲食も再開。「疑惑のほとぼりが冷めたと思ったようだ」と分析する。そんな清原容疑者に対し、捜査の目は光り続けていた。
「清原の情報については前からファイルを作っているよ」。薬物疑惑の報道直後、薬物犯罪に携わってきた捜査関係者は、そう話しながら机の後ろのファイルを指さした。
警視庁は薬物疑惑が報道される前後から、清原容疑者が違法薬物を摂取していた疑いがあるという情報をつかんでいた。昨年からは薬物事件を専門とする組織犯罪対策5課が本格捜査を開始。立ち回り先などでの行動確認も進めた。
ただ、相手は有名な元プロ野球選手。捜査は慎重を極めた。念頭にあったのは26年に歌手のASKA氏が覚せい剤取締法違反容疑などで逮捕された事件だ。この事件では、交際相手の女性が無罪を主張。組対5課は予定外の追加捜査を強いられるなど異例の経緯をたどった。
捜査関係者は「捜査は慎重に進める」としており、組対5課で裏付け捜査を進める方針だ。
第一印象は、「ああ、やはり捕まったか」と言う感じだった。かつての江夏氏もそうだったが、あの手の強面は見かけによらず精神的に弱い面がある。その弱さに薬物が入り込む。あまりプロ野球など関心がないが、番長などと言われていた清原が離婚して独りになってその寂しさを紛らわすために薬物に手を出すと言うことは十分あり得ることだと思った。一人になって大分生活が荒んでいたようだが、そのあたりで自分を律することができればこうはならなかっただろう。薬物など特殊な世界の話と思っても意外に身近にある。身の破滅を招かないよう気をつけよう。
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