2日の日経平均株価は、原油安やドル高に一服傾向が見られたことなどで売り先行で始まり、日銀のマイナス金利など世界的金融緩和などで盛り返したが、最後は原油安、円高に押し切られ、前日比114円55銭安の1万7750円68銭と反落。東証1部の出来高は27億7148万株。売買代金は2兆9464億円。騰落銘柄数は値上がり606銘柄、値下がり1246銘柄、変わらず83銘柄。市場は、前日までの連騰で上値が重くなってきたところに、為替が円高に動き、売りが出た。中国景気減速や原油安への懸念も年初ほどではないが払拭できず、重しとなっている。目先は、日銀のマイナス金利導入を支えに下値は堅いが、上値では利益確定売りが出やすいとやや気落ちのようだ。


2日の東京外国為替市場のドル円相場は、株安や原油安を眺めて下落したものの、終盤はやや水準を切り上げている。午後5時現在は、1ドル=120円62~63銭と前日比59銭のドル安・円高だった。始まりは、120円90銭~121円00銭前後で推移し、午前9時に向けてやや軟化した。その後は手掛かりに乏しい中、正午すぎにかけて120円80銭前後でもみ合ったが、午後は株安や原油安が嫌気されて値を下げ、一時120円30銭台に沈んだ。売り一巡後、やや水準を上げてもみ合った。先週の日銀会合後にドル円が大きく買われたため、利益確定の売りが出たようだ。ドル円は今週に入って上値が重く、さらにドル高となるには、強い米経済指標が出て、3月利上げへの期待が高まることが必要だそうで、週末の米雇用統計までは様子見ムードとなるだろうと言う。


今日、かろうじて値を上げたのはホンダと三菱UFJだけ、トヨタは小幅、三菱重工、コマツ、パナソニックなどはやや大きく値を落とし、IHIは全くいけない。いけない株ばかり買ってしまったか。まあ、そんなこともないだろう。成り行きを見よう。


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