以前の職場の同僚のおじさんたち、バイクでツーリングに出かけたのは良かったが、一人のおじさん、居眠りをして前にいた仲間のバイクに突っ込んでしまったそうだ。乗っていた人たちは転がって打撲程度で大きな怪我はなかったそうだが、追突されたバイクはフレームが歪んで全損、追突したバイクもひどい傷が付いてしまったと言う。


バイクで居眠りと言うのは経験がないし、乗っていて、なんとなく注意力散漫になって、「疲れたな」と思うことがあるが、眠くなったことはない。四輪だと眠くなって駐車帯に車を止めて寝たこともあるが、バイクで寝ると言うのはなかなか離れ業だと思う。


以前から、「高速を走っていると寝てしまう」と言っていたので、「危ないよ」とは言っておいたが、ぶつかるまで分からなかったと言うので間違いなく寝ていたんだろう。うちの指導員に聞くと、「ぶつかる前によく転倒しなかったですね」と言っていたが、それも正論かもしれない。


時々、ニュースで、『高速走行中の大型バイクが中央分離帯に接触して転倒』などと言う記事を目にすることがある。何でバイクでそんなところにぶつかるんだと思っていたが、そうした事故の中に居眠りがあるのかもしれない。HDなどのクルーザータイプのバイクだと重心が低くて安定しているので寝てしまってもそのまま走って転倒しないのかもしれない。


ちょっとネットで見てみたら、結構バイクの居眠りってあるようだ。長時間ではなく瞬間のようだが、・・。そう言えば去年天王山まで行った時に雨が降っているので安全走行でと思い、80キロ程度で第一通行帯をテケテケちんたら走っていたらあまりの単調さに何だかだるくなって新城のパーキングで予定外の休息を取ったことがあった。


その後、雨も上がったので速度をあげてメリハリのある運転をしたらその後は眠くはならなかった。安全運転もむやみやたら安全運転とか言ってちんたら走るのも問題があるかもしれない。周りにいたライダーも空を見上げてうんざりした顔をしていたので雨はいろいろな意味でバイクの天敵なのだろう。今後も安全運転に心がけて走ろう。


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