28日の日経平均株価は、米株安で大きく下げて始まった相場は一時円安などでプラスに転じたが、買い手不足から値を崩し、前日比122円47銭安の1万7041円45銭と反落して、後場の取引を終えた。東証1部の出来高は21億4539万株で、売買代金は2兆3772億円。騰落銘柄数は値上がり753銘柄、値下がり1095銘柄、変わらず87銘柄だった。市場では、米アップルの「iPhone(アイフォーン)」の世界的な販売低迷により、同社への納入企業とされるアルプスが、業績予想の下方修正で大幅な下げを演じた。アップル関連企業とされる他の銘柄についても慎重にならざるを得ないとアップル関連に対する不安の声があった。iPhoneはCMが良くない。見ていると、「なんだ、これ」と反感を持たせるように思うが、・・。
28日の東京外国為替市場のドル円相場は、同日から始まった日銀の金融政策決定会合の結果を前に様子見姿勢が強く、118円台後半でのもみ合いとなった。午後5時現在は、1ドル=118円77~78銭と前日比53銭のドル高・円安だった。始まりは、118円30銭台まで下落したが、その後は日経平均株価が持ち直す中、輸入企業のドル買い・円売りも入り、118円90銭台に浮上。午後にかけては株価が再びマイナス圏に沈んだことからドル売りがやや優勢となり、118円50銭台に軟化。終盤は118円60~70銭前後でやや不安定な値動きとなった。29日の日銀決定会合の声明発表待ちで様子見ムードが強く、方向感が出づらかったようだが、日銀の追加緩和の有無については市場で見方が分かれている。市場は、決定会合の時間が長引くと、追加緩和があるのではないかとの思惑が市場で強まり、ドル円が買われ始める可能性があると見る向きもあるようだ。
今日はトヨタがかろうじてプラス圏を維持したが、後はいけないようだ。三菱重工が4%超の下げ、後は軒並み、2%から3%で引けている。まあ当分はその日その日の状況で上げたり下げたりするだろう。
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