27日の日経平均株価は、米株高や原油高、そそ手中国株の下げ渋りなどで先物に買いが入るなど好材料が出て、前日比455円02銭高の1万7163円92銭と大幅反発。全面高となり、終値では14日(1万7240円95銭)以来9営業日ぶりの高値水準となる。東証1部の出来高は22億5757万株、売買代金は2兆4514億円。騰落銘柄数は値上がり1831銘柄、値下がり78銘柄、変わらず24銘柄。 市場は、短期的な下降トレンドが転換したとは言えないまでも、5日線がサポートし、中国株安に連動しにくくなっている。NY原油も1バレル=30ドル台で底堅さを維持すれば、売り込みづらくなる。FOMC(米連邦公開市場委員会)、そして日銀金融政策決定会合の結果待ちだが、ショートがたまっているだけに買い戻しのパワーは結構あるとやや期待をにじませている。


27日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後に日経平均株価が上げ幅を拡大すると、ドル円も買い戻しが入り、上昇した。午後5時現在は、1ドル=118円24~25銭と前日比48銭のドル高・円安だった。始まりは、118円40銭前後で推移。午前は株価が堅調な一方で、調整売りなどでドル円はじり安となり、正午すぎに118円付近まで軟化した。午後は株価が上げ幅を拡大させたため、ドル円も118円40銭前後に水準を上げた。欧州勢参入後はやや不安定な値動きとなった。米国時間(日本時間28日早朝)にFOMC声明文が発表される。年明けから世界経済が不安定な状況にあるので、市場は慎重な見方を期待しているようで、声明文発表まではドル円は方向感を欠くだろうと言う。


今日はトヨタ、三菱重工、コマツ、ホンダ、三菱UFJ、パナソニック、IHIともに3%前後の上昇だった。まあ、日経平均が大きく上げているのでこの結果は当然だろう。今後もしばらくは1万6千円台の後半から1万7千円台前半を巡る攻防に終始するだろう。まあ、どうなるか、経過をしっかりと見て行こう。


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