25日の日経平均株価は、日欧の追加緩和期待など好材料で戻り売りなどもあったが、根強い買いに支えられて、前週末比152円38銭高の1万7110円91銭と大幅続伸。終値で1万7100円台を回復するのは15日(1万7147円11銭)以来6営業日ぶりとなる。東証1部の出来高は22億9170万株、売買代金は2兆4124億円。騰落銘柄数は値上がり1643銘柄、値下がり229銘柄、変わらず63銘柄。市場は、日経平均は前週末に1000円近く上昇し、今日は心理的なフシ目となる1万7000円台に乗せきた。追加緩和期待を背景に勢いが出れば、25日線が戻りのメドとして意識されるが、やはり日銀金融政策決定会合の結果を見極めるまでは方向性を決めにくいと未だ警戒感が強いようだ。
25日の東京外国為替市場のドル円相場は、日経平均株価のプラス圏での推移を眺めて買い優勢となる場面が見られたものの、1ドル=118円台後半では上値が重く、終盤もやや戻り売りに押される展開となった。午後5時現在、1ドル=118円56~56銭と前週末比49銭のドル高・円安だった。ドル円は朝方、12月の貿易収支の黒字幅が市場予想を上回ったことで売り優勢となり、一時118円40銭台に軟化。その後は国内株価の上昇に伴って買われ、昼にかけて118円80銭台に浮上したが、その後は日経平均や中国株が伸び悩む中で上値重く推移した。欧州勢参入後に再び118円80銭台を回復したものの、週内にFOMCや日銀決定会合を控えて一段と買う向きは少なく、118円台半ばに押し戻される展開となった。ドル円は、原油安への懸念が後退したことで下値を支えられたようで、118円台半ばの水準では底堅いという。一方で、イベント待ちで、今はポジションを取りにくいとも言う。
今日はパナソニックがちょっと頑張った程度でトヨタ、三菱重工、コマツ、IHI、三菱UFJなどは軒並み小幅な上昇に止まっている。ホンダは小幅ながら下げている。銀行はどうもいかんようで三菱UFJなどは寝落ちが激しいようだ。
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