一昨日、普通二輪の卒業検定に合格したおじさんが、今日、大型二輪の教習を申し込みに来た。「大型二輪申し込みました。またよろしくお願いします」と挨拶して帰って行った。


この人は最初は、「普通二輪でいいです」と言っていたのを、「大型二輪は世界が違う。遠くに行きたいなら絶対に大型二輪がいい。400で高速を時速100キロで巡航するとエンジンの回転数は6千回転以上になる。音は勇ましいし、振動で電動按摩器の上に座っているみたいで疲れる。大型二輪なら3千回転で100キロ巡航できるし、加速もちょっとアクセルを開けばワープしそうな勢いで加速する。ロングツーリングするとパーキングに止めてあるバイクはほとんど大型二輪で400ではなんとなく気が引ける。クロスカントリーやジムカーナをするなら話は違うが、ツーリングで遠乗りするなら絶対に大型二輪だ。」と口説きまくって決心させた。そうして口説いた教習生はもうかなりの数になる。


別に雇われているだけで自分の経営する学校でもないので儲かろうが儲からなかろうが、知ったことではないが、一人でも多くの人をバイク、特に大型二輪の世界に引き込めれば幸せと某バイクサイトの主催者のように思うようになってしまった。


大型二輪は何とも言うに言われぬ魅力がある。もう若くもないし、バイク素人、それももう2万キロ以上も走ってはいるが、なので何時まで乗れるか分からないが、普段はアンクルウエイトをつけて足腰を鍛え、ダンベルで腕力を鍛えて少しでも長くバイクに乗れるように頑張っている。本当のことを言えばバイクに乗るためだけでもないのだが、・・。


最大の問題はこの教習所、休みがなくてバイクに係わっている時間が取れないことなのだが、いっそのこと辞めてしまおうかとも思うが、飯の種なのでそういう訳にもいかない。まあ、あまりバイクにのめり込みすぎないで息長くバイクと付き合おう。


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