20日の日経平均株価は、売り優勢で後場は全面安、中国株が下げ基調、原油安による産油国の資金引き上げ、リスクオフによる円高などマイナス材料目白押しで、前日比632円18銭安の1万6416円19銭と大幅反落。終値で15年1月14日の昨年来安値1万6795円96銭を下回るとともに、日銀が追加緩和を決定した14年10月31日(1万6413円76銭)以来約1年3カ月ぶりに1万6500円を割り込んだ。東証1部の出来高は25億6622万株、売買代金は2兆6725億円。騰落銘柄数は値上がり40銘柄、値下がり1886銘柄、変わらず9銘柄。市場は、買い物が薄い中、先物主導で売られ、現物も売り圧力が強い。国内要因には何ら変化はないが、原油安、円高などの影響で不安心理が先行しており、外部要因が落ち着かないと反転は期待し難いとお手上げ状態のようだ。


20日の東京外国為替市場のドル円相場は、原油と日経平均株価の下落に圧迫されて朝方からじり安で推移し、終盤には一時1ドル=116円40銭台まで水準を切り下げた。午後5時現在は、116円77~78銭と前日比1円13銭のドル安・円高だった。始まりは、117円60銭台で取引されたが、その後は米原油先物相場の時間外取引での軟調や日経平均株価の下げ幅拡大を横目にじり安で推移。午後には117円を割り込み、欧州勢が参入した終盤には116円40銭台まで落ち込んだ。ただ同水準では買い戻しが入り、116円80銭近辺まで下げ渋っている。中国市場や原油安への懸念が続いているため、ドルは浮上のきっかけがつかみにくい状況のようで、さらに下値を探る可能性があるそうだ。来週に日銀金融政策決定会合を控え、日銀のサプライズ対策に期待する向きもあるようだ。


今日はもうどの株も3%から4%の下げで見るも無残な状態だ。まあ、全ては国内の事情ではないのでまた日を見るときもあるだろうけど当分は荒れ相場が続くだろう。16,500円を割り込むことはないという観測もあったが、簡単に割り込んでこの先も底を打つ気配はない。1万6千円割れもあるだろうし、下手をすると1万5千円辺りまで下げるかもしれない。まあ、相場だからそれもやむを得ないだろう。当面は見守るしかないだろう。


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