19日の日経平均株価は、前半は欧州株安などの影響で売りに傾いたが、その後、3日続落の影響や中国株高、円安などの影響で切り返して、前日比92円80銭高の1万7048円37銭と4日ぶりに反発。前日に割り込んだ終値ベースでの1万7000円を回復した。東証1部の出来高は21億7318万株。売買代金は2兆1932億円と今年最低。騰落銘柄数は値上がり861銘柄、値下がり948銘柄、変わらず126銘柄。市場は、中国株高を受けて上昇した。ただ、今晩の米国市場を見ないことには、安心できない。1万7000円を回復したが、戻りが強まるには、5日移動平均線(1万7221円)を明確に超えてくる必要があると乱高下に警戒感を垣間見せている。
19日午後の東京外国為替市場のドル円相場は、株高を眺めて買い直され、1ドル=117円台後半に反発している。午後3時現在、117円72~73銭と前日比69銭のドル高・円安だった。始まりは、117円35~40銭前後で取引された。仲値に向けてはやや買いが強まり、117円60銭前後に上昇。GDPなど中国の一連の指標は総じて弱いと受け止められ、正午前後は117円30銭前後に伸び悩んだ。午後はマイナス圏に落ち込んだ株価がプラス圏に浮上。ドル円は改めて買い戻しが入り、117円後半を回復した。中国株が午後に上昇したことが日本株とドル円の支援要因になった。年初以降のリスクオフが一方的に続いた後の修正もあり、目先は株とドル円の底入れ期待もあるようだ。しかし、中長期的には人民元は下落が続き、これに伴ってドル円も下げ基調になりやすいと警戒感をにじませる。
今日はトヨタ、三菱重工、コマツ、ホンダ、パナソニック、IHIが値を上げて引けている。いいことだ。IHIはジェットエンジンの整備が好調と言うので買ったが、あまりよろしくない。三菱UFJはいかんなあ。大きく値を下げているが、この辺が底だろうか。
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