防衛省は18日、2月にタイで開かれる東南アジア最大級の多国間軍事演習「コブラゴールド」に、自衛官約300人を参加させると発表した。陸上自衛隊の「高機動車」1両を現地に持ち込み、治安が悪化した地域の日本人を安全な場所まで輸送する手順などを確認する。自衛隊の車両が海外で邦人輸送訓練を行うのは初めて。

 
コブラゴールドは米国とタイが主催し、中国や韓国、シンガポールなど9カ国が参加。自衛隊は邦人輸送訓練のほか、指揮所演習やタイとの海上訓練などを行う。


海上自衛隊の護衛艦「まつゆき」が15日、インド海軍主催で2月6日に同国である国際観艦式と、米国などとの共同訓練に参加するため、母港の舞鶴港(京都府舞鶴市)を出港した。
 

舞鶴市北吸の海自岸壁で重岡康弘・自衛艦隊司令官の「インドはアジアおよび世界の平和と安定にとって重要なパートナー国の一つ」との訓示が読まれ、隊員約180人が家族らに見送られて出発した。
 

まつゆきは、今月下旬からシンガポールからインドへ向かう海上で米国とオーストラリア海軍と巡航訓練を実施。タイや米国などとの多国間共同訓練「コブラゴールド」にも参加し、3月2日に舞鶴に帰港する予定。


集団的自衛権は違憲の呪縛に束縛されることなく多国間の訓練に参加できるようになったことはいいことだろう。これまで出来なかった科目について外国との訓練が出来るようになれば自衛隊の技量も向上することだろう。それにしても「まつゆき」なんてずい分と古い船を出すものだな。運用上の都合でそうなったんだろうけど、・・。帰国時は南シナ海で米豪と共同訓練も行なうのだろう。


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