バイクの免許を取って卒業して行く教習生には必ずプロテクターをつけるようにお願いしている。プロテクターを着けていれば大丈夫と言うことはないが、あるとないでは大違いだ。
以前、小型二輪ATの教習中に速度を出し過ぎてコーナーでこけた教習生がいた。かなりの速度で派手にこけたので、それでも30キロくらいだが、びっくりして駆け出して行ったが、教習中はがっちりプロテクターを装着しているのですり傷一つ負わなかった。あれからプロテクターはそれなりに効果があると思っている。
バイクで事故れば体が当たるのは路面のコンクリートか相手の車の鉄板か、いずれにしても生身の人間よりもはるかに硬いものばかりでそれでは体なんか持つわけない。こけたり事故ったりしてまず当たるのは肘膝、そして胸、飛ばされれば背中、どれを取っても痛そうだし、胸を強打すれば心肺機能を損傷して命を落とすかも知れないし、脊椎を損傷すればそこから下の機能を失うかもしれない。
手足なら死ぬことはないだろうが、ひざ、ひじ、すねなど鳥肌が立ちそうなくらい痛そうだし、やはり障害を負うかもしれない。骨盤も尾てい骨も厳しいものがありそうだが、脊椎プロテクターを着けていればそれなりに何とかなりそうだ。面倒だが、着けるに越したことはない。
ところでプロテクターの耐用年数ってどの程度なんだろうか。ヘルメットは3年とでかでかと書いてあるが、プロテクターは特にそう言う記載はない。装着用ストラップの寿命がプロテクターの寿命だろうか。樹脂だから経年劣化で強度が弱くなるだろう。
そんなわけで最初に購入したボディプロテクターを買い換えようかと思う。1万円程度なのでそう高価でもないし、CE規格とかのものに買い換えようと思う。金で買える安全にはそれなりに金をかけておく方が良いだろう。安全運転が第一だが、それでも事故は起きる時は起きる。万が一の保険のために出来る手は打っておいた方が良い。
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