広島県沖の瀬戸内海で2014年1月、海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」と釣り船が衝突した事故で、死亡した釣り船船長の遺族が15日、当時のおおすみ艦長らを不起訴とした広島地検の処分を不服として、広島検察審査会に審査を申し立てた。
 
 
地検は昨年12月、事故の原因は釣り船の針路変更にあり、おおすみが衝突を回避するのは不可能だったとして、艦長らを不起訴処分とした。
 

遺族側は「おおすみ乗艦者の供述を主として判断しており、誤りだ」と主張している。
 

申し立て後、船長の妻栗栖紘枝さん(72)は「裁判など公の場で真相究明をきちんとしてもらいたい」と話した。


小型船は大型船に接近してはいけない。大型船の進路を何度も横切るなど自殺行為だ。戦艦大和は舵を切って船が回りだすまでに1分40秒もかかったと言う。また、大型船の付近は複雑な航行波が発生しており、吸い寄せられることもあると言う。あたごと釣り船の衝突もそうだが、自衛隊の艦船が事故を起こすとマスコミは状況も分からない時点から自衛隊に非があるような報道をするが、事実が明らかになるまでは客観的な報道を心がけるべきだろう。遺族の方は納得いかないだろうが、あの事故の主な原因は小型船に側にあると思う。


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