7日の日経平均株価は、欧米株安、中国株安など世界同時株安や円高などで大きく値を下げ、前日比423円98銭安の1万7767円34銭と4日続落し安値引けで、後場の取引を終えた。終値ベースで1万7000円台となるのは、15年10月14日(1万7891円00銭)以来、3カ月ぶり。東証1部の出来高は23億7486万株で、売買代金は2兆8338億円。騰落銘柄数は値上がり239銘柄、値下がり1647銘柄、変わらず49銘柄だった。市場は、今日の下げで、日経平均株価は25日線とのかい離率が約6.7%となり、反転の目安とされる5%を超えている。目先的にはリバウンドが期待されるが、地合いが良くなく、戻りも短期的なものにとどまりそうと消極のようだ。
7日の東京外国為替市場のドル円相場は、人民元安などでリスク回避のムードが続き、下落した。午後5時現在は、1ドル=118円02~03銭と前日比72銭のドル安・円高だった。始まりは、118円45銭前後で取引された。その後、買いが強まり、仲値前後に118円70銭台を付けたが、中国人民元の対ドル基準値が安く設定されたことで急落。一時117円70銭前後の安値を付けた。午後にかけて買い戻され、午後1時ごろ118円20銭台に戻したが、その後は軟化。終盤、117円80銭台に沈んだ後にやや値を戻すなど不安定な値動きとなっている。北朝鮮の核実験実施や原油安、上海株の相場急落を受けたサーキットブレーカー発動もドルの上値を重くした。中国経済への不安が後退し、原油価格も持ち直さない限り、ドル高のトレンドには向かいにくいとこちらも消極のようだ。8日の米雇用統計を前に、強い数字が出ればドル円は上向くだろう。ただ、リスク要因が重なっているため、一時的な買い戻しに終わる可能性が高いとこれまた株式相場と同様の見方のようだ。
今日のトヨタは円高の煽りを受けたのか、大きく下げて7千円台を割り込んだ。三菱重工も値を下げて500円台を割り込んでいる。コマツは更に大きく値を下げて1800円台に下落している。まあ、相場だからこういうこともあるだろう。今日は証券会社に資金を振り込んで久々に新たな株式を購入しようと思うが、買いには悪い時期ではない。ただ、この先どこまで落ちるかが問題ではあるが、・・。
日本ブログ村へ(↓)