5日の日経平均株価は、中国株の下落や中東情勢緊迫化を受けて値を下げたが、一時、中国株が盛り返したことからプラスに転じた。しかし、買いは続かず、中国市場がマイナスに転じたことなどで売り優勢となり、前日比76円98銭安の1万8374円00銭と続落。東証1部の出来高は19億2364万株。売買代金は2兆2013億円。騰落銘柄数は値上がり796銘柄、値下がり1009銘柄、変わらず130銘柄。市場は、東京市場には売られ過ぎ感があり、下値では拾う動きもある。ただ、中国や中東など外部環境が落ち着かないほか、米国でも経済指標が鈍化しつつあり、リスクを取りづらいと嘆きが聞こえたようだ。


5日の東京外国為替市場のドル円相場は、終盤、欧州勢の買いが入ったが、戻りは鈍かった。午後5時現在は、1ドル=119円42~43銭と前日比45銭のドル高・円安だった。始まりは、119円30~40銭前後で取引された。日経平均株価の軟調を眺めて仲値後に119円10銭前後に落ち込んだが、日経平均が持ち直すと買い戻され、昼に119円60銭台を回復した。午後、日経平均が再びマイナス圏に沈むと、ドル円も軟化。午後3時すぎに119円20銭台まで水準を切り下げたが、終盤は欧州勢による持ち高調整の買いが入り、119円50銭台に上伸した。前日に中国株安を眺めて売った分の買い戻しだと言う。ただ、上値を追う材料は乏しく、買い一巡後は伸び悩んでいるようだ。ドル円は119円60銭前後で上値の重さが目立つが、6日発表されるADP全米雇用報告などの指標が良ければ120円台回復が見えてくると期待する向きもあるようだ。12月の米雇用統計発表を週末に控え、中国株の戻りが前提だが、米雇用統計への期待から週後半はドルが買われやすい地合いになろうとやや期待感をのぞかせる。


今日のトヨタは大きく値を下げて引けている。ドルが弱いといけないようだ。三菱重工は小幅な下げで引けた。もうこれ以上下げる余地がないというところだろうか。コマツも小幅な下落、ここも落ち幅がないのだろうか。


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