中国国防省の楊宇軍報道官は31日の定例記者会見で、「中国の2隻目の航空母艦の研究開発を関連部署が進めており、すでに設計と建造の段階に入っている」と述べた。2隻目の空母の建造については海外メディアなどに繰り返し報道されてきたが、中国国防当局が公式に確認した形だ。

 
楊報道官は、2隻目の空母は遼寧省大連市で建造されており、排水量5万トンで通常動力装置を採用し、中国国産の艦載機を搭載するといった詳細も明かした。中国の1隻目の空母はウクライナから購入して改修した「遼寧」で、2012年に就役した。

 
また、この日の会見で楊報道官は、中国人民解放軍総後勤部政治委員の劉源上将が定年を迎え、すでに退役したことを明らかにした。劉源氏は劉少奇元国家主席を父親にもち、習近平国家主席と同じ党内の派閥、太子党の中心人物の一人として知られる。



軍内で郭伯雄・前軍事委員会副主席らを失脚させる反腐敗キャンペーンで大きな役割を果たした。全国人民代表大会副委員長などのポストに転出するとの情報も一部党関係者の間で流れている。


中国が2隻目の空母の建造を公式に認めたそうだ。東シナ海、南シナ海での覇権争いに拍車をかけるつもりだろう。でも足元の経済が危うくなってこけるかもしれない時期に金がかかる空母は大変だろう。経済がこけたら隠れたひずみが大きい中国は回復させるのに莫大な金と時間が必要だろう。13億の国民の社会保障など気が遠くなりそうな話だ。旧ソ連も海洋進出のために機動部隊を編成しようとしてこけた。まあせいぜい空母をたくさん作れば良い。空母と言うのは餓鬼のようなもので金を食うこと夥しい。足をすくわれないと良いが、・・。


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