政府は南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣中の陸上自衛隊に対し、「駆け付け警護」の任務を当面、付与しない方針を固めた。
来夏の参院選で安全保障問題が争点化するのを避ける狙いがある。任務付与は、早くても来年11月に派遣する予定の部隊からになりそうだ。
駆け付け警護は、現地の国連職員らが武装集団に襲われた場合、自衛隊が助けに行く活動だ。9月に成立した安全保障関連法で自衛隊の武器使用権限が強化され、初めて認められた。
自衛隊が駆け付け警護を行うには、部隊派遣の前にPKO実施計画に任務を盛り込み、閣議決定する必要がある。派遣部隊は半年ごとに交代しており、政府は交代を機に、任務を追加する考えだ。当初は来年3月の安保関連法の施行後、最初の交代が予定される5月を念頭に置いていた。
駆けつけ警護を延期するのは選挙対策だろうが、自衛隊員の生命にもかかわることなのでしっかりと準備、装備怠りないように万全を期して行うべきだろう。使用する武器やROEなど整備しておくべきだろう。特に装甲車は増加装甲を装備して抗堪性を増しておくべきだろう。これは演習ではない。実戦なのだから、・・。
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