韓国型戦闘機(KF-X)事業のための防衛事業庁と開発企業の本契約が28日ごろ締結される見込みだ。防衛事業庁の関係者は24日、「KF-X事業本契約のための庁(防衛事業庁)と企業(韓国航空宇宙産業=KAI)間の交渉が最終段階にある」とし「難航していた問題はすべて解決し、契約締結日程を協議中」と述べた。
KAIはKF-X事業の設計および主導的な開発を担当する体系開発企業。防衛事業庁とKAIが2025年までに試製機6機を開発する内容を骨子とする本契約を締結すれば、来年初めにKF-X事業団を発足させて弾みをつける。
双方はその間、事業を進めながら発生する危機、すなわち企業が開発費の20%を負担するだけに試製機だけでなく本生産もKAIが担当するという点、2025年までに開発が終わらない場合の責任の所在などをめぐり対立してきた。防衛事業庁の関係者は「KAIが投資をして技術を開発するだけに当然、生産もKAIがすることになるが、開発のための契約書にこうした内容を明示するのは難しいという立場だった」とし「しかし年内に契約が締結してこそ予算執行などが可能になるため、企業の憂慮も勘案し、防衛事業庁が一部譲歩した」と説明した。
KF-X事業は老朽したF-4とF-5戦闘機の代わりにF-16以上の性能を保有する戦闘機を開発する事業で、開発費だけで8兆ウォン(約8000億円)以上がかかる見込みだ。韓国は次期戦闘機を米ロッキードマーチン社が製作したF35Aに決め、テクニカルサポートを要請しておいた状況だが、米国側は多機能能動走査配列(AESA)レーダー体系統合技術など4種類の核心技術を移転できないという立場だ。このため、当初は企業が担当することにしたAESAレーダーの開発を国防科学研究所が引き受けるなど、米国から導入が難しい技術は欧州などからの移転または国内で開発する方向に計画を修正した。
できるのかねえ、まあ、よそ様のことだからいいんだけど、・・・。でも開発費8千億とは思い切ったものだなあ。しかし、この戦闘機、F35とはどういう関係になるんだ。F35に米国が供与を拒否したレーダーとかつけるのか。それとも全くの新機種を開発するのか。どうも後者だろうが、F16クラスも難しいんじゃないだろうか。まあどんなのが出来るか楽しみではあるが、・・・。
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