今週の木曜にクロスカブで通勤したことはここに書いたが、その日は午後から降るはずのない雨になり帰宅時の午後8時になってもまだ雨がぱらついていた。当然路面はウエット、ウエット路面にはめっぽう弱いと言うチェンシンタイヤのウエット性能を図らずも試すことになった。
帰宅時は雨はほとんど止んでいたが、路面は正真正銘のウエット、チェンシンタイヤは耐摩耗性重視でコンパウンドが硬いと言うので注意して走る。路面の表示塗装や横断歩道のペイント、マンホールの蓋は出来るだけ避けて右へ左へとくるくる走る。道路標示やマンホールの蓋と言うものはどうしてこうもたくさんあるのか。しかし、考えてみればこういう走り方をする方が危ないのかも、・・・。
右左折やカーブは出来るだけ車体を傾けずに速度を落として走る。それでも時々マンホールの蓋や塗装面を踏んでしまうこともあるが、がんがん傾けて走るわけでもないので特段滑ると言うこともなく無事に帰宅。
スタート加速も一般道の四輪の普通の加速に十分に追随できる程度のパワーはある。レッグシールドがあるので足への風当たりも弱く寒さを凌げるが、長時間乗っているとグリップヒーターのない寒さは堪えるだろう。もっとも速度が5、60キロ程度なので冬用手袋をしていれば2時間程度は我慢できるだろう。
自宅に到着してバイクをポーチの下に入れようとしたが、15cmほどの段差2段を上げようとしたら何時もはするっと上がるのに段差の角でタイヤが滑って上がらない。あまり吹かすと玄関のドアに体当たりと言うことにもなりかねないのでそろそろと吹かしていたらタイヤが滑ってずり落ちてCB1300の後部にぶつかった。
頭にきたのでちょっと強めにアクセルを開けるとトントンと2段を駆け上がってポーチの上に収まった。これはタイヤのせいだろうか、それとも角度が悪かったのか。おそらくはその両方の相乗効果だろう。結論、チェンシンタイヤは無理さえしなければウエットでもそうそう滑るということはないが、やはりコンパウンドは硬めで時と場合によっては滑る時は滑るかもしれない。
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