17日の日経平均株価は、FOMC通過後の米株高を好感し、相場は急騰したが、後場は積極的に買い進む動きが鈍り、上げ幅を縮小したが、前日比303円65銭高の1万9353円56銭と大幅続伸して、後場の取引を終えた。東証1部の出来高は22億4852万株、売買代金は2兆7809億円。騰落銘柄数は値上がり1589銘柄、値下がり251銘柄、変わらず88銘柄だった。FOMC(米連邦公開市場委員会)による利上げへの反応が波乱なく通過。市場は、買い戻す動きが先行したが、当面は落ち着きどころを探ることになりそうと様子見気分のようだ。


17日の東京外国為替市場のドル円相場は、米国の利上げを受け、買いが優勢となった。午後5時現在は、1ドル=122円42~42銭と前日比50銭のドル高・円安だった。始まりは、FOMC後の米国の株高・長期金利上昇を背景に買いが強まり、午前9時ごろには122円50銭付近に上昇。正午すぎには122円60銭台にまで水準を切り上げた。その後は、日経平均株価の上げ幅縮小を眺めて調整売りがみられ、一時122円20銭台に軟化したが、終盤は欧州勢による買いが入り、再び強含んだ。ただ、市場は、上値を試す動きもみられたが、ポジションを積極的に膨らませる動きは鈍く、122円60銭台に乗せるのが精一杯だったようだと先行きにはやや慎重なようだ。海外時間にさらに上値にトライするのか、それとも、市場参加者がドルを手放すのかどうかが注目とのこと。18日の日銀金融政策決定会合については、政策変更が見込めず、材料にならないと結果には期待薄のようだ。


今日のトヨタはしっかり上げたが、前半の勢いはないようだ。コマツも同様で上げ幅を縮小して引けている。三菱重工は大きく株価を落としている。これはMRJの量産初号機納入時期が4回目の延期になったことが響いているのだろう。


日本ブログ村へ(↓)