安倍晋三首相は16日午前、防衛省で行われた自衛隊高級幹部会同に出席し、9月に成立した安全保障関連法を踏まえ「新たな任務を安全を確保しながら適切に実施できるよう、あらゆる場面を想定して周到に準備してもらいたい」と指示した。

 
首相は「安全保障環境が厳しさを増す中、国民のリスクを下げるために自ら進んでリスクを引き受けるのが自衛隊員の気高い志だ」と激励。その上で「昨日までの平和は明日からの平和を保障しない。変転する国際情勢の下、必要な自衛のための措置とは何かを考えるのは政府の最も重い責任だ」と強調した。

 
同時に「戦略的な国際防衛協力を進めてほしい」と述べ、他国との安全保障連携を推進する方針も示した。


憲法第9条を拝んでいれば平和が続くと言うのは単なる妄想か、為にするところがあってのことで、「昨日までの平和は明日の平和を保障しない」と言うのは確かにそのとおりだ。戦争などすべきではない。それは自明の理だろう。しかし、急迫不正な侵害を受けた時にどうするか。平和を貫いて座して死を待つのも見識かもしれない。個人はそれでいいかもしれないが、国家としては国民の身体・生命・財産を守るために自存自衛の行動を取るべきだろう。それが国家の国民に対する責任でもある。


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