10日の日経平均株価は、欧米株安に引きずられて値を下げ、後半はかなり売り込まれて、前日比254円52銭安の1万9046円55銭と3日続落して、後場の取引を終えた。3日続落となるのは9月10-14日以来、約3カ月ぶり。東証1部の出来高は18億6561万株、売買代金は2兆1913億円。騰落銘柄数は値上がり232銘柄、値下がり1617銘柄、変わらず74銘柄だった。市場は、米国株式はすでに、現地15-16日のFOMC(米連邦公開市場委員会)での利上げを織り込んでいるとみられ、利上げ後の動向に関心が向かっているようだと言う。
10日午後の東京外国為替市場のドル円相場は、終盤に買い戻しがやや優勢となり、121円台後半に強含んでいる。午後5時現在は、1ドル=121円74~75銭と前日比97銭のドル安・円高だった。始まりから、朝方は、午前9時ごろにかけていったん戻り歩調となったものの、日経平均株価の大幅安で仲値前後に121円20銭台に下落。その後、国内輸入企業のドル買いが入ったようで、午後にかけてはじりじりと値を上げ、121円70銭台に上昇した。欧州時間に入っても買い戻しがやや優勢で、121円80銭台に水準を上げた。前日の海外時間、ドル円は原油や株式の続落を受けて122円台後半から121円付近まで2円弱下落したため、急激なドル安・円高に対する下げすぎの反動が出たようだ。ただ、原油安がドルの上値を重くしたという見方もあり、戻りは鈍かったようだ。
今日のトヨタは小幅な続落、ドル安は鬼門のようだ。三菱重工も続落で600円を切ってしまった。造船部門で船舶の引き渡しが遅れていると言う。コマツは小幅な上昇、しかし本当に小幅だが、・・・。
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